プロパンガスについて

一人暮らしのプロパンガス料金

プロパンガスの料金は基本料と従量料の2種類からなり、固定費としてかかる部分と使った部分から算出されるものです。基本料は変更することはできませんから必ず支払わなければならないお金ということになりますが、使った分はライフスタイルや季節によって変動してしまいます。一人暮らしの人がプロパンガスで支払う料金の目安は1ヶ月あたり平均で約4400円とされていますが、夏場はそれほど使用しないため平均的な金額は約3400円になり、冬場は約5000円と金額に大きな違いがあります。
冬場が多く使用される理由としては気温が低いためガスの消費量が多いということがあげられ、特にお風呂や暖房器具にガスを使っている場合には消費量が多くなります。一方で夏場の場合には気温が高いためそれほどガスを消費せず、気温を低くするためにはエアコンを使用するので、ガスの消費量は少なくなります。いずれにしてもガスの消費量が多ければそれだけ多くのお金を支払うことになるものです。

プロパンガス料金の計算方法

プロパンガスを使用した時の計算方法は、各々のガス会社の判断で決めることができるようになっていてこの制度のことを自由料金制といいます。この制度によってガス会社は、輸送コストや地域によるプロパンガスの調達コストを適切に販売価格に反映させることができるというわけです。
国内のプロパンガスの代金はほとんどが二部料金制というプランを採用しています。これは、ガス代を基本料と従量料の2つの項目から使用料を算出するというものです。基本料には、ガスを供給するための設備であるガスメーターやガス容器、そして検診するための人件費などが含まれています。従量料は、ガスの使用量に応じて決定され、表示としては1平方メートルあたりの価格が設定されることになります。こうしてプロパンガス使用代金は、基本料とガスの使用量（平方メートル）に従量単価を掛けたものをプラスしたものとなります。数としては少ないですが、最低責任使用量をあらかじめ決めている計算方法のガス会社も存在しています。